骨盤矯正は傾きだけではない…紀の川市整体
骨盤矯正は傾きだけではない
骨盤矯正といえばどんなことをされるイメージでしょうか?
締め付けられるイメージ?
骨盤を起こされるイメージ?
骨盤をひねられるイメージ?
当院では筋肉をゆるめ、関節を動かし、自律神経を調節する感じです。
骨盤が歪むということは、当然骨が歪むということではありません。
関節が歪んでいるのです。
骨盤の歪み直接にか関わる関節として「仙腸関節」「腰仙関節」「股関節」そして、関節の括りではないですが「恥骨結合」があります。
「仙腸関節」----背骨の最後、おしりの部分にある骨が仙骨、おしりのほっぺたの所が腸骨、これらの骨のつながりを仙腸関節といい、殆ど動かない関節と言われております。
しかし、この仙腸関節に緩みが生じると、脊柱の影響を受ける仙骨と、大腿の影響を受ける腸骨により、歪みが生じます(大雑把に表現しています)
「腰仙関節」----腰椎と仙骨の関節、5つある腰椎の下の関節ですね。あまり聞かない関節名ですね。
腰椎を始めとする脊柱は、一定の規則性を持った、緩やかなカーブを描かないと痛みを始めとする不具合が生じます
仙骨と腰椎の関節にも規則性を持った流れがあります。この箇所に不具合が出ることもあります。
「股関節」----腸骨と大腿骨を関節します。骨盤の傾きに大きく関与します。
どちらかというと、骨盤の傾きの原因が先で、股関節がそれに合わせて変形するという流れでしょうか。
とはいえ、骨盤や腰椎ばかり治そうとしても、股関節に歪みが残っていると、治りがかなり悪くなるでしょう。
また、骨盤の歪みは股関節の痛みに関わってきます。
「恥骨結合」----骨盤の傾き、特に左右差があれば、この箇所にも負担がかかり、変形するでしょう。
また、出産時に伸び切っていれば、歪みの程度も大きくなります。
...上記のように書くと、どれだけ歪むのかと感じてしまうかもしれませんが、それぞれ少しのズレであることが多いのです。
病院でも、ほんの少しの仙腸関節の歪みなどを検査することは、ほんとうに少ないでしょうし、画像による診断も至難の業でしょう。
しかし、ほんの少しの歪みで痛みが出る可能性があるのが人の体です。
当院では、骨盤矯正の際には仙腸関節を始めとして、上記の関節の他、周囲の関節や筋肉の影響を考慮して施術させていただいています。