膝の歪みと半月板…紀の川市整体
膝の歪みと半月板
半月板損傷は、スポーツ選手だけに起こるものではありません。
実は、日常生活の中でも、階段で踏み外したり、しゃがんだ拍子に膝を痛めることがあります。
本来、膝関節の中では半月板が周囲の組織と"なじんだ状態"にあり、少々の負荷では損傷しないようにできています。にもかかわらず、損傷が起こるのはなぜでしょうか。
スポーツでの損傷は、外部からの強い衝撃によって膝関節が一瞬変形し、半月板に裂け目が入るという、比較的わかりやすいメカニズムです。
一方、日常生活では明らかな衝撃がないにもかかわらず、同様の損傷が起こることがあります。その原因は「関節の歪み」です。
膝関節が、姿勢や生活習慣、筋力のアンバランスなどによって歪んでしまうと、関節の"おさまり"が悪くなり、特定の部位に負荷が集中します。その結果、半月板の一部が劣化し、損傷に至るのです。
つまり、関節が本来の位置にない状態で力が加わることで、損傷が起こる。これはスポーツでの衝撃による損傷と、力学的には似た構造を持っています。
加齢による半月板の変性や、日々の小さな負荷の蓄積も、損傷のリスクを高める要因です。しかし、それだけでは損傷は起こりません。やはり「歪み」があることで、負荷が局所に集中し、損傷の条件が整ってしまうのです。
裏を返せば、歪みがなければ半月板は損傷しなかった可能性が高いとも言えます。これは、損傷後にも言えることで、膝関節が正しい位置に戻れば、損傷部位への負荷が減少し、痛みや違和感も軽減されるのです。
当院では、膝の歪みに関わる骨盤・股関節・足首などを整えることで、膝関節の位置を正し、根本からアプローチします。
半月板そのものは再生しにくい組織ですが、関節の位置が整えば、痛みや違和感は大きく改善され、日常生活が快適になります。
当院の整体は、膝に無理な力をかけない優しい施術です。安心して受けていただける整体として、半月板損傷のケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。