骨端症について…紀の川市整体
骨端症について
骨端症とは...
子供の骨の成長は、骨の端っこ(骨端軟骨またはは骨端核と呼ばれるところ)がぐんぐん成長していきます。
その骨端は成長途中のため、組織として柔らかい状態にあります。
そのため、その部分、周囲に負荷がかかると直接的、間接的に骨端に攻撃的になってしまいます。
激しい運動などで、繰り返し骨端周囲に負荷を加えてしまうことはその典型です。
その攻撃に負けて骨端に炎症が起きたり、血流障害が起きたりしてしまうと痛みが生じ、骨端症になるということです。
一般的に骨端症と呼ばれるものには
●オスグッド・シュラッター病...膝の下前面
●パンナー病...肘の外側
●セーバー病(踵骨骨端症)...踵(かかと)
●ケーラー病...足の甲、足首の近く
●フライバーグ病(第2ケーラー病)足の甲、指の近く
などがあります。
パンナー病やケーラー病、フライバーグ病など、血流障害から壊死を伴う骨端症もありますが、これは一般的には成長とともに自然と成長過程に戻るようです。
先天的なものを起因とする骨端症もありますが、骨端症をどこまで包括するかは考え方によるものだと思います。
さて、当院では、
先天的なものは別にして、骨端症は、運動や姿勢による筋肉などのバランスの崩れが大きく影響していると考えます。
そのバランスの崩れで、関節がズレてしまい、直接的な痛みや、炎症による痛み、血流障害による痛みなどが出てくるのでしょう。
状態によってはその場で痛みが取れてしまう事はあるのですが、炎症の状態や、壊死の状態によっては時間がかかることもあるでしょう。